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AI自動翻訳の「使いやすさ」

これから新たにAI自動翻訳を導入するのであれば、システムの「使いやすさ」も大切な選択基準の一つとなります。そこでここでは、システムの「使いやすさ」を判断する際に、チェックしたいポイントについてまとめてみました。

使いやすさの基準

AI自動翻訳の新規導入にあたって、チェックしたいポイントの一つが「使いやすさ」です。では、どうやって「使いやすさ」を判断していったらよいのか、その基準を見るべきポイントとしてピックアップしてご紹介します。

見るべきポイント

翻訳回数・翻訳文字数上限

AI自動翻訳システムによっては、翻訳回数の制限や翻訳文字数に上限がある場合があります。翻訳したい文書のボリュームなどに対し、利用したい回数や文字数を満たしているシステムであるかをしっかりチェックしていきましょう。

アカウント発行

ビジネスシーンなどでAI自動翻訳システムを利用する場合、会議などで同時に複数人が利用する場面も出てきます。そのため、同時利用できるユーザーアカウント数も、使いやすさを見ていくうえでのポイントとなります。

UI/UX

視覚的なクオリティで使いやすさを向上させるUI/UXも、ぜひ見ておきたいポイントの一つ。翻訳していくにあたって、視認性に優れ設定項目の少ないシステムであれば、初めてでもスムーズに利用していくことが可能です。

ファイル形式

資料作成の時に便利なのが、ファイル形式での翻訳が可能な機能があるAI自動翻訳システムです。WordやPDFなどのファイルをそのままのレイアウトで翻訳できるので、海外への資料作成において劇的な効率化が期待できます。

マニュアル有無やサポート面

AI自動翻訳システムを利用していくにあたって、マニュアルの有無やサポート面も使いやすさを見ていくためのポイントになります。何か困ったことが起きた時に、対処できる材料がしっかりと確保されていれば安心です。

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使いやすい機能がついているAI自動翻訳

AI自動翻訳といっても様々なタイプが存在しています。ここでは使いやすい機能が搭載されているAI自動翻訳をピックアップして紹介。

DeepL Pro

細かいニュアンも汲み取り高品質の訳文を作り出す

DeepL Proは、細かいニュアンスを読み取って訳文に反映させられることから、高品質の翻訳を実現する点が特徴のひとつです。加えて翻訳テキストの入力文字数には制限がない点、さらにWordやPDFなどの文書ファイルを丸ごと翻訳できる点も注目しておきたいポイント。ワンクリックで文書のフォーマットは維持したまま翻訳を行えますし、翻訳された文章をカスタマイズして自分なりの訳文作成も可能です。

DeepL Proでは翻訳が終わるとテキストは削除されます。さらにサーバーとのやり取りは暗号化されること、入力テキストは翻訳以外の用途に使用されないなど、セキュリティ面もしっかりと対策が行われています。

プランは「Starter」「Advanced」「Ultimate」と3種類が用意されていますので、機能の差などをチェックしながら選択すると良いでしょう。

Fujitsu Translation Service

さまざまなビジネスシーンに対応する高精度な翻訳

日本語・英語間の翻訳では、TOEIC960点レベルの日本人ビジネスパーソンと同等の翻訳精度を実現しているなど、高精度な翻訳が行えるFujitsu Translation Service。こちらのサービスは、テキスト翻訳に加えてPDF、Microsoft Officeファイルなどの翻訳も可能。契約書や業務マニュアルのファイルが手元にある場合には、レイアウトは維持したまま翻訳を行う「ファイル翻訳」に対応しています。ちなみに、20ページ程度のPowerPointプレゼンテーション資料の場合は数分程度で翻訳できます。

さらにSkype for Business のチャット翻訳などに対応できるアドインも提供されている事から、Fujitsu Translation Serviceは幅広いビジネスシーンに対応が可能である点が特徴といえるでしょう。加えて同サービスは月額定額制を採用しており、翻訳文字数による追加料金が発生することもありません。スモールスタートが可能なサービスである点も魅力のひとつです。

T-4OO

専門分野の翻訳もスピーディーに対応が可能

産業機械や電子部品、製薬分野などのガイドラインや公的文書を大量に学習させた翻訳エンジンを持つことが特徴のT-4OO。専門的な用語にも対応できる点が大きな特徴となっており、さらに類似文書で広く使われている訳語を教えてくれるサジェスト機能が搭載されている点もポイントです。このように専門分野に強い点に加えて、過去の翻訳センテンスを「御社専用データベース」への登録ができる事から、自社の社内用語を自動で翻訳結果に反映させ、より自社に合った翻訳を実現できる点も特徴といえます。

また、T-4OOにおいてもファイルを丸ごと翻訳することが可能。ドラッグ&ドロップするだけで、レイアウトを維持したまま翻訳が完了するため、作業効率を向上させられるでしょう。

COTOHA Translator

社内文書の翻訳も依頼できる高いセキュリティ

COTOHA Translatorは、TOEIC960点を超えるレベルの翻訳精度を提供可能なAI自動翻訳サービスです。また、こちらのサービスでは、NTTグループの日本語解析技術を活用していることから、単位や年号、人名などに加えて、「日本人独自の表現」についてもスムーズに翻訳を行っていきます。

さらに、お客さま企業で使用している専門用語については辞書登録などによって対応が可能。さらに、オプションとして契約書や法務文書、財務諸表を事前学習させている分野特化型エンジンの提供も行っています。 また、翻訳結果ファイルやお客さまの登録辞書などは全て暗号化されていること、ログイン時には2段階認証に対応している点など、セキュリティに配慮している点も特徴。セキュリティ面を重視して翻訳サービスを選びたいと考えている方はぜひチェックしておきたいサービスです。

MTrans Team

使いやすい直感的なインターフェースが特徴

MTrans Teamは直感的なインターフェイスを採用しており、ドラッグ&ドロップで簡単に自動翻訳できるサービスです。こちらのサービスを契約した場合には「会社専用データベース」が」用意されるため、翻訳機能を使うと翻訳文の蓄積が行われます。この点から、翻訳サービスを使えば使うほどデータベースが成長して用語の統一が行われるようになっていくため、作業効率の向上にもつなげられます。このことにより、組織全体における外国語の対応力の底上げが可能となります。

さらに、MTrans Teamには用語集やフレーズ機能が用意されています。こちらへ単語登録することにより、さらに文章に統一感を持たせることが可能です。専門用語や業界用語などについても自動的に反映し、翻訳できます。

Mirai Translator

作業効率をアップさせるカスタマイズ機能も搭載

Mirai Translatorは、TOEIC960点からプロ翻訳者レベルの翻訳精度を誇る翻訳サービスです。さらに、分野専門モデルを搭載している点も特徴で、法務関連文書や財務関連文書の翻訳に適した「法務・財務モデル」や、特許書類特有の言い回しなども高精度で翻訳できる「特許モデル」の利用が可能となっています。

テキスト翻訳に加えてファイル翻訳にも対応しており、ファイル翻訳の場合は文字色や網掛け、太字、下線などの装飾も引き継いだまま翻訳を行えます。また、製品名や専門用語、特殊な社内用語などを登録できるユーザー辞書を用意していることに加えて、定期的に繰り返されるために翻訳結果に活かしたい文書がある場合には、翻訳メモリとして対象の文章を登録することで翻訳結果に反映させられるなど、より作業効率を向上させるカスタマイズ機能も用意されています。

Qlingo

直感的な操作で高精度な翻訳が可能に

ドラッグ&ドロップとクリックのみ、と非常に簡単な操作のみで翻訳ができるQlingo。直感的に操作が可能なインターフェイスを採用している事から、契約したらすぐに翻訳をスタートできます。操作が簡単にもかかわらず、プロ翻訳者に匹敵する精度での翻訳が可能である点が特徴のひとつとなっています。

また、Qlingoでは訳文を編集したい人に向けてシンプルな専用エディタを用意しています。このエディタは原文と翻訳を見比べながら直感的な編集が行えるので、編集時のミスが起こりにくい点も利用するメリットといえるでしょう。用語の一括変換などの機能も用意されていますので、効率よく作業を進められます。

シストラン

多彩なファイル形式を無制限に翻訳

シストランは、自動翻訳に特化した研究開発を手がけている企業であり、数多くの企業や国際機関などに自動翻訳サービスを提供してきた実績を持っています。

同社が提供する自動翻訳サービスは、ビジネス文書はもちろん、ウェブや画像、音声(オプション)など、さまざまなファイル形式を無制限に翻訳できる点が大きな特徴となっています。さらに、SYSTRAN Model Studioによって翻訳データを繰り返し学習し、さらなる業務効率化を目指せます。

また、SYSTRAN マーケットプレイス カタログでは自社に合った専門エンジンの購入も可能。高い品質の専門翻訳を行うことが可能です。

AI自動翻訳システムを
「使いやすさ」で見極めるには

何か新しいものを使って作業をする時、やはり使いやすいものの方が作業効率も上がります。AI自動翻訳システムを利用する場合も同じく、使いやすいものであれば翻訳作業の効率もさらに向上していくことが期待できるでしょう。

当サイトでは、AI自動翻訳システムを提供している複数のおすすめ会社を紹介しています。「使いやすさ」のポイントに沿って、各社のシステムを比較検討していくことで、自分に合った製品を見つけていきましょう。

\企業のタイプや規模別/
AI自動翻訳のおすすめ会社3選を見る

自社開発翻訳エンジンの
【翻訳精度・使いやすさ・セキュリティで選ぶ】
AI自動翻訳システム
のおすすめ3選

生産性を上げるなら、翻訳精度・使いやすさ・セキュリティに注目して、AI自動翻訳システムを選ぶことをおすすめします。
ここでは自社開発の翻訳エンジンを提供している会社の中から、翻訳精度(分野別エンジンの有無)、使いやすさ(辞書機能、カスタマイズの有無)、セキュリティ(ISO27001、ISO27017の取得有無、データの自動削除可否、国内サーバ可否)、対応言語数などを調査し、おすすめ3社の紹介をします。

DeepL Pro STARTER
(DeepL)

DeepL Pro
画像引用元:DeepL公式サイト(https://www.deepl.com/)
  • 翻訳精度
分野別エンジン
  • 使いやすさ・機能
無料体験
辞書機能
カスタマイズ
  • セキュリティ
ISO27001の取得
ISO27017の取得
データの自動削除
国内サーバー
  • 言語数
    31

  • 対応しているファイル形式
    PDF/Word/PPT

FLaT
(みらい翻訳)

FLaT
画像引用元:みらい翻訳公式サイト(https://miraitranslate.com/)
  • 翻訳精度
分野別エンジン
  • 使いやすさ・機能
無料体験
辞書機能
カスタマイズ
  • セキュリティ
ISO27001の取得
ISO27017の取得
データの自動削除
国内サーバー
  • 言語数
    12

  • 対応しているファイル形式
    PDF/Word/PPT/Excel/音声

T-4OO
(ロゼッタ)

T-4OO
画像引用元:ロゼッタ公式サイト(https://www.rozetta.jp/)
  • 翻訳精度
分野別エンジン
  • 使いやすさ・機能
無料体験
辞書機能
カスタマイズ
  • セキュリティ
ISO27001の取得
ISO27017の取得
データの自動削除
国内サーバー
  • 言語数
    100

  • 対応しているファイル形式
    PDF/Word/PPT/Excel

【選定条件】
2023年8月18日時点、「AI翻訳」とGoogle検索した10ページ目までの中から、
自社開発の製品7つをピックアップし、
公式サイトに費用を明記しているかつ、データの自動削除が可能な3社を紹介します。